猫森集会 第8回(2009年)9月12日~9月21日
「猫森写真館」も残すところ、今回分を加えるとあと2回!ゲスト陣は、2008年と3組が同じ…ですが、やはり!といっていいほど表情が異なるものとなりました。
2009年9月15・19日(火)(土)
Bプログラム 「柳原陽一郎氏の奇妙な散歩」
2009年9月15・19日(火)(土) Bプログラム「柳原陽一郎氏の奇妙な散歩」
ゲスト:柳原陽一郎(Vo./Pf.)
- さかなの言葉
- 夢のスープ
- 卵
- 愛のSOLEA
- ねこなのだぁ
- 満月小唄
- まもるくん
- フィンランド
- 満月ポトフー
- キャンディーヌ
- 意味なしアリス
- テングサの歌
- 恋するニワトリ
- 素晴らしき紅マグロの世界
- 星より遠い
- 終電座
アンコール
- さよならのかわりに
2009年の「猫森集会」のゲストは、4プログラム中、3つが過去に一緒に組んだことがある方でしたが、唯一初めてのコラボレーションとなったのが、このBプログラムのゲスト・柳原陽一郎さん。テレビ番組「三宅裕司のいかすバンド天国(=通称:イカ天)」で話題となったグループ「たま」の元メンバーです。谷山さんが、柳原さんを「全身に"人前苦手です"という方」と紹介すると、柳原さんの登場とともに、会場の温度があがるのが感じられました。
まず3人で演奏されたのは、柳原さんの楽曲『愛のSOLEA』。「僕の中では、めいっぱいなラブソング」と柳原さん。その言葉通り、歌詞もメロディも優しく、アコースティックなスローソング。続く、『ねこなのだぁ』は、柳原さんの音楽ルーツが見え隠れするロックテイストなナンバー。歌詞の一部に"猫森・新宿・ヒロコ・AQ"というフレーズが入り、柳原さん登場2曲目にして、早くも会場は柳原さんのペースになっていきます。 MCの途中、柳原さんから「僕、谷山さんとライブをしていて、他人とは思えない」という言葉が。その言葉を裏付けるものとして、谷山さんから柳原さんに「ほめられるの苦手でしょう?」と聞くと、「はい。でも、けなされるのも苦手」さらに、「自分のいないところでほめられて、伝え聞くと一日中幸せ」と加えると、谷山さんも頷くなど、発言が一致することが多いのです。谷山さんと柳原さんは、楽曲、音楽家としてだけでなく、生き方や考え方の根底に共通するものが似ているのでした。
ラストは、『終電座』のコーラス部分を一緒に歌おうということで、会場のお客さんも参加、さらに客席に谷山さんゆかりのアーティストや俳優さんが登場しての賑やかで華やかなエンディングで幕を閉じました。