猫森集会 第6回(2007年)9月15日~9月24日

2007年は、谷山さんのデビュー35周年イヤー。お祭りムード漂う中、開催された6回目の「猫森集会」は、ゲストも谷山さんとゆかりの深い方ばかりでした。

2007年9月17・22日(祝・月)(土)

Bプログラム 「ヒトシくんと怪しい音楽会」

セットリスト

2007年9月17・22日(祝・月)(土)Bプログラム「ヒトシくんと怪しい音楽会」
ゲスト:渡辺等(B.他)

  1. 鳥籠姫
  2. 図書館はどこですか
  3. お人形畑
  4. 空からマリカが
  5. 手品師の心臓
  6. SAKANA-GIRL
  7. 鬼こごめ
  8. かくしんぼ
  1. 悲しみの時計少女
  2. 電波塔の少年
  3. きれいな石の恋人
  4. 人形の家
  5. 三日月の女神
  6. たんぽぽ食べて
  7. てんぷら☆さんらいず
  8. 王国
アンコール
  1. カントリーガール

回顧コメント

 谷山さんのファンにはおなじみ、そして、売れっ子ベーシストでもある渡辺等さんが、今回のBプログラムのゲスト。2007年の4つのプログラムの中では、一番展開が分かりやすい...と思われていました。ですが、そこは谷山さん。期待をまんまと裏切る展開をみせてくれました。

 渡辺さんと石井AQさんが登場すると、なんと3人とも黒の衣装。どことなく怪しさすら感じさせられます。はじまったのが、"怪しい食べ物"というくくりで『手品師の心臓』『SAKANA-GIRL』。気心が知れた3人だからこそできる、不思議な空間がそこにはありました。

 『鬼こごめ』『かくしんぼ』では、赤いライティングがさらに怪しさを倍増させる中、演奏スタイルも熟知した3人だからこそのアドリブも感じさせられました。渡辺さんのグイグイ入ってくるベースがスピード感をあおり、いつもとは違う楽曲を聞いているかのような気分にさせられます。

 終始、トーク、演奏とともに想像もつかないディープな内容で構成された怪しい音楽会は、ラスト『王国』で締めくくられ、その余韻が最後まで会場を包み込んでいました。

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